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HSPの当事者研究

【リフレーミング】自己否定に悩むHSPさんがポジティブになれる方法

リフレーミング 記事タイトル画像 HSPの当事者研究
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きの
きの

こんにちは。きのです。

ご覧くださりありがとうございます。

HSP当事者として、体験談や学んだ知識を発信しています。

こんなお悩みはありませんか?

  • 自分はダメな人間だと思う
  • 他の人ができることが自分はできない
  • こんな自分のままでは生きていけない
読者さま
読者さま

自分はダメな人間だってずっと思ってた…

長年の経験から染みついた自分のイメージを変えることは難しいですよね。

HSPさんの場合は特に、世の中で少数派であることから、ネガティブな自己イメージに苦しむことが多い印象です。

そこでおすすめしたい方法のひとつが、リフレーミングです。

この記事では、リフレーミングについて私が学んだ知識をご紹介します。

本記事の内容
  • リフレーミングの簡単な説明
  • リフレーミングの具体例
  • 参考書籍

この記事を読むと、リフレーミングがどんなものか、具体例や参考書籍を交えて、理解することができます。

リフレーミングを身につけると、自分のイメージをポジティブに転換することが可能になります。

きの
きの

わかりやすくお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。

リフレーミングとは

リフレーミングについて、参考書籍の内容を引用してご紹介します。

リフレーミング(reframing)とは、シンプルにお伝えすると「捉え直し」のことです。ある枠組み(フレーム)で捉えている物事を違う枠組みで見てみよう、ということです。もっとわかりやすくお伝えすると、ご自身の物の見方や感じ方、捉え方をもっとプラスの方向に変えて捉え直していこう、という技法のことです。

『HSPの教科書』p.70|上戸えりな著

物の見方を捉え直してみよう、という方法がリフレーミングです。

今までは、自分のことを「まわりと違うダメな人間だ」など、マイナスの枠組みでしか見ていなかった可能性があります。

しかし、いかなる物事も、プラスとマイナスの両面があると考えることができます。

あなたがネガティブにしか思えなかったことも、異なる枠組みから捉え直せば、ポジティブになるはずです。

リフレーミングの例

リフレーミングは、自分に対するイメージなど特定の物事について、また、起こった出来事や状況について、大きくわけて2つの使い方があります。

自分自身をリフレーミングする

自分のイメージをリフレーミングする具体例は、HSPさんを想定すると、次のようなものがあります。

  • 考えすぎる→深く考える力がある
  • 些細なことが気になる→細かいことに気づける
  • 話すのが苦手→聞き上手、言葉を慎重に選べる
  • 行動が遅い→慎重に行動する
  • 人の目が気になる→他者の視点を意識できる
  • 気が弱い→やさしい
  • 気持ちが揺さぶられやすい→共感する力がある
  • 疲れやすい→疲れを察知できる、こまめなケアで活動できる

ご自身に置き換えると、どんなリフレーミングが思いつきますか?

自分にもこんなポジティブな面があるのかも?と、自己イメージを少しずつプラスに捉え直すきっかけにできると思います。

出来事をリフレーミングする

出来事や状況の意味づけに対してリフレーミングすると、例えば次のような考え方ができます。

  • ショックな出来事があった→その出来事が起きたからこそ、自分の気持ちと深く向き合うことができた
  • 大きなミスをしてしまった→そのおかげで、成長する機会を与えられた
  • 嫌な言葉を人から言われた→人間関係の経験として、またひとつ練習の機会を得られた

こちらも、ご自身のケースに置き換えると、どんなことが挙げられますか?

物事のプラスの面に意識を向ける経験を積むことで、普段から物の見方がポジティブになっていくことも期待できます。心身の安定にもつながりやすいです。

リフレーミングについて知れる本

リフレーミングについて知ることができる、HSP関連書籍をご紹介します。

敏感すぎる私の活かし方

2020年出版。

HSPを提唱したアーロン博士による、HSP入門書といえる本です。

アーロン博士は、著書などでたびたび、HSPさんがリフレーミングすることの重要性を説いています。

この本では、「第4章 子供時代と思春期をリフレーミングする」にて、リフレーミングについて詳しく知ることができます。

幼少期から、ひといちばい敏感な子どもとして、ネガティブに捉えやすい経験をすることが多いHSPさん。

子どもの頃から体験してきたネガティブな経験をリフレーミングすることで、敏感な自分でよかったと、自分自身や人生を肯定することができるようになります。

HSPを自覚した上で、自分らしく生きていくために、たくさんの方に読んでいただきたい内容です。

HSPの教科書

2019年出版。

HSPについて、その概念が日本で広まる以前から研究、発信してきた当事者である、上戸えりなさんの本です。

HSP気質との向き合い方として、「リフレーミングで自分のことをもっと好きになろう」という内容が紹介されています。

リフレーミングについて詳しく書かれていることはもちろん、HSPとの向き合い方や、リフレーミング以外にも役立つ知識をたくさん知ることができます。

HSPさんがHSPだけにとらわれすぎず、フラットにその概念と付き合うためのエッセンスが詰まっています。

大変読みやすく、わかりやすいおすすめの一冊です。

HSPのためのハッピーアドバイス

2023年出版。

アーロン博士の書籍の翻訳や、『子育てハッピーアドバイス』などで知られる、精神科医の明橋大二先生の本です。

HSPの最新の見解を、わかりやすくまとめてくださっています。

基本的なHSPの知識から、愛着、境界線、コミュニケーションスタイルなど、タイトルにあるように、敏感な方が自分のままで幸せに生きていくために役立つ知識や対処法がわかります。

その中で、リフレーミングについてもふれられています。

HSPさんが抱えがちな自己否定感をなくす方法のひとつとして、具体例を踏まえながらリフレーミングについて知ることができます。

HSPについて、正しく深く理解するとともに、読んで心がほっとするような一冊です。

【まとめ】自分をポジティブに見る視点を持とう

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以上、リフレーミングについてご紹介しました。

まとめ
  • リフレーミングは、物の見方を捉え直す方法のひとつ
  • 自分のイメージや出来事の意味をプラスに捉え直すことができる
  • ポジティブな意味合いを考えるクセをつけることで、メンタルの安定もはかりやすい
  • 否定的な自己イメージを覆すことが期待できる

ご自身のイメージや、起こった出来事に対してネガティブに感じて繰り返し悩んでしまうようなときは、ぜひリフレーミングという方法を思い出して、試してみてくださいね。

最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。

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きの
きの

最後までご覧くださりありがとうございました。

何か少しでもご参考になりましたら幸いです。

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