こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。
HSP当事者として、体験談や学んだ知識を発信しています。
子育てについて、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
- 自分はHSPだと思うが、子育てに疲れ切ってしまう
- 育児疲れにどう対処したらよいかわからない など
毎日疲れてどうしたらいいかわからない…
毎日の子育ては楽しい気持ちや喜びを感じる一方で、疲れ切ってしまうときもありますよね。HSPを自認する場合はなおさら疲れやすいかもしれません。私もそうです。
前回の投稿で、私が子育ての中で感じる自分のHSPの特徴についてまとめました。
少し重複する部分がありますが、この記事では、HSPの私の子育てとの向き合い方についてご紹介します。
- HSPさんが子育てするにあたり気持ちがラクになる考え方
- HSPさんの育児疲れ対策 など
この記事を読むと、子育てに試行錯誤するHSPママの一例や育児疲れの具体的な対策がわかります。
例えば、まずは親自身の気持ちを大切に優先することや、聴覚からの刺激を減らすなどの工夫で、以前より子育てに向き合いやすくなりました。
HSPについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
体験談を中心にご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
HSPの私の子育てとの向き合い方6選
私の子育てとの向き合い方をひとつずつご紹介していきます。
自分にやさしくする
繊細なママさんは、子どもにはもちろんですが、自分にも優しくしてあげることが本当に大切だと感じています。
日々子どもと過ごしていると、子どもの言葉や行動にイライラしてしまうときもたくさんありますよね。
そんなとき以前の私は、おおらかにいられない自分は母親失格だと、自分を責めていました。
しかし、HSPを知ってからは、イライラは自分の限界を知らせるサインのひとつだと捉えるようになりました。
イライラしてしまうことは悪いことではなく、自分がかなり頑張っている状態なのだと受け止めています。
子どもにイライラしてしまったり叱りすぎてしまったときは、謝るなど必ず子どもをフォロー。それと同時に、自分にもやさしい言葉をかけてあげます。
「いらいらしてしまうほど、とっても頑張っていたんだね。よしよし」
自分が自分の親になって「よしよし」としてあげるような感覚で、自分をねぎらいます。
アダルトチルドレンという概念について調べると、自分が自分の親になって自分の心を育て直すという考え方もあります。それに近い感覚です。
HSPさんは、アダルトチルドレンの特徴を持ちやすいという説もあります。
子どもの頃から親や周りの大人の気持ちを察しやすく、子どもらしく振る舞えない場合が多いのかもしれません。
抑圧してきた部分が、自分が親の立場になったときに出現しやすいケースもあると、自分のことに置き換えても思うところがあります。
HSPさんが子育てにつらくなったら、まず自分にやさしくする。ねぎらってあげる。
自分自身にやさしい言葉をかける他にも、好きなものを食べたり飲んだり、自分のやりたいことをやってあげるなど…
子どもと向き合うには、まず自分の心を満たすことが大切だと考えるようになりました。
完璧な親を無理に目指さない
ママはいつも笑顔で穏やかに、元気でいなければならない。頭ではそう考えているのに疲れてしまう。余裕のない自分を責める。
HSPを知る前の、私の状態です。
HSPを知ってからは、子どもに「ママちょっと疲れちゃったから休ませてね」など正直に伝えたりして、完璧な理想のママを無理に目指すことをやめました。
育児に専念して家にいるのだから、子育てとあわせて家事も完璧にこなさなければいけないという考えにも、私は縛られていました。
しかし今は、以前よりも肩の力を抜いて、優先順位を決めて、できる範囲で取り組むようになりました。
子育てや家事における完璧主義な思考を少しずつゆるめて、自然体で過ごせる時間が増えてきました。
完璧な、理想の親じゃなくてもいいんです。そもそも、完璧や理想って、いったい誰の基準なんでしょう?
ママの心に余裕があって、笑顔でいることがいちばん。そう思うようにしています。
耳栓やイヤホンを使用する
週末など、子どもたちと同じ空間で長い時間一緒に過ごす日。そんな日は、外出したわけでもないのに、とても疲れてしまうときがあります。
朝から晩まで続く、子どもたちからの「ママ見て!」の嵐。泣き声。きょうだい同士の会話や喧嘩。
私の場合は、自分に話しかけられた内容だけではなく、きょうだい同士で話していることなど、あらゆる言葉が自動的に耳から入り頭で処理していることに、ある日ふと気がつきました。
どんな会話も情報としてひろってしまうのは、HSPの特徴のひとつかもしれません。
子どもたちから受けるたくさんの情報を長い時間処理している状態。そのような状態が続けば、疲れるのも当たり前ですよね。
思いつきで試しに耳栓をしてみると、疲れて頭がぼんやりする感覚が少し和らいだように感じました。
それからは、子どもたちと家にいてひどく疲れを感じてしまうときは、耳栓やイヤホンを使用するようになりました。
使用するときは、次の点に気をつけています。
耳栓で刺激を軽減するのは、セルフケアにつながります。
Bluetoothイヤホンなどがあれば、聴きたい音楽や音声配信を、子育ての合間に聴くこともできます。
耳栓やイヤホンを適宜使うことで、疲れを癒したり、時間を有効に使うことに、私の場合はつながっています。
自分への負担をできるだけ減らす
我が家はパートナーが不規則勤務です。そのため、いわゆるワンオペ育児で週末を過ごすことがあります。
正直家でのんびりしたいところですが、元気いっぱいの子どもたちを連れて外出する日も多いです。
そんなとき以前の私なら、親は子どもを公園に連れて行って遊ばせるものだ!と思い込んで、無理をしてでも出かけていました。
HSPを知った今は、自分の気持ちも考慮したり優先するようになって、あまり無理をしないようになりました。
我が家のパパはわりとアクティブなタイプのため、家にいるのがママだけの土日は休む日だという設定にして、おうち時間をのんびり過ごす日も増えました。
子どもたちも、遊ぶ日と休む日のメリハリがあって、これはこれでのびのび過ごしてくれています。
ワンオペでどこか出かける場合も、自分にとって負担になりそうなことをなるべく避けられるように計画します。
例えば…
近所を散歩して誰かと会ったら会話に疲れるから、車の運転は少し億劫でも大きい公園まで行こう。遊具もたくさんあるし!
大きい公園へ行くことは、刺激が多く疲れにつながる部分もあります。しかし、子どもたちが体を使ってたくさん遊んでくれる利点があります。
また、知り合いと会うことが少ないこともメリット。そのため、休日の行き先として選択することが多いです。
一方で「今日は人と話しても大丈夫そう」と感じるときは、近所をゆっくり散歩することもあります。
子育て中は、刺激となるような情報や行動を完全に遮断することはどうしても難しいですよね。
そのため、その時々の自分の状態から、自分にとっていちばん負担にならずに過ごせる方法を考えることを意識しています。
そうはいっても、少し頑張りすぎて疲れてしまったときは、先ほどご紹介したように、自分にやさしく、ねぎらうことを忘れないようにしています。
HSPを子育てに活かす視点を持つ
子育てをしていると、様々な刺激に圧倒されることが多いのが事実。
その一方で、HSPの特徴を活かせる場面もたくさんあるのではないかと感じています。
- 細かいことに気がつけるため、いろいろな可能性を考えて外出時の子どもの持ち物を準備したり、怪我や事故のリスクから子どもを守ることがしやすい
- 子どもの気持ちに共感し話を聴くことができる
- 言葉にならない子どもの気持ちをなんとなく察することができる など
人それぞれに、他にもたくさんのことが挙げられると思います。
たしかに、日々の子育てに疲れてしまうことも実際には多いです。しかし、子育てにおいても、HSPのポジティブな面にもできるだけ目を向けていたいと実感します。
これからも、HSPの特徴を子育てに大いに活かしていきたいです。
【まとめ】HSPの視点から子育てと向き合う
以上、HSPの私の子育てとの向き合い方をご紹介しました。
- 自分にやさしくする
- 完璧な親を無理に目指さない
- 耳栓やイヤホンを使用する
- 自分への負担をできるだけ減らす
- HSPを子育てに活かす視点を持つ
HSPのような特徴の有無に関わらず、子育ては毎日本当に大変なものです。
HSPさんにとっては、自分に合う対処法を見つけながら、自分にやさしく毎日を乗り切りたいところですよね。
今しかできない子育て、子どもの成長を日々楽しんでいきたいです。
HSPと子育てについておすすめの書籍はこちらでご紹介しています。よろしければご覧ください。
こちらは一例です。HSPという観点から子育てと向き合う際に大変参考になりました。
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最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。
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