こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。
HSP当事者として、体験談や学んだ知識を発信しています。
パートナーとの関係でお悩みではありませんか?
- 自分はHSPかもしれないとわかったけど、パートナーにも伝えるべき?
- パートナーにはHSPのことをなんだか言いにくい…
- パートナーとの感じ方の違いに悩んでしまう など
HSPを伝えるべきか、パートナーとの接し方に迷ってしまう…
HSPを自覚する私も、パートナーとの関係にはずいぶんと悩みました。
自分がHSPかもしれないとわかったとき、パートナーや身のまわりの大切な人にそのことを伝えるか? 判断が難しいですし、とても迷いますよね。
この記事では、私がパートナーにHSPを打ち明けたときの体験談をご紹介します。
- HSPを知る前後でのパートナーとの関係の変化
- HSPをパートナーにどのように打ち明けたか
この記事を読むと、HSPをパートナーに伝えた私の体験談が一例としてわかります。
個人的には、必ず伝えなければいけないものではなく、HSP当事者の方が話してみたいと思ったときがタイミングなのだと感じます。
参考に本を紹介する、一緒にチェックリストをやってみるなどの方法で、私はパートナーにHSPを伝えることができました。
HSPについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
なお、この記事では読みやすさなどを踏まえて、パートナーについては様々な呼び方がありますが「夫」としています。また、夫はHSPではない、HSPの傾向はあまりないと思われます。
HSP×非HSPのパートナーシップに関心のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
HSPを知る前のパートナーとの関係
私がHSPを知ったのは、子ども3人が生まれてからでした。夫との関係性も結婚前後に比べ、月日が経つにつれて変化していました。
3人目が生まれてからHSPを知るまでの1年が、私にとっていちばんつらい時期でした。
夫は年齢が上がり、仕事での責任が増えました。家に帰れば子どもたち3人の育児。かなりストレスがたまっている状態だったと想像します。
思ったことをすぐに言葉や態度で表せるタイプの夫。いつもとても疲れた様子で仕事から帰ってきます。
毎日のように夫の不機嫌な様子が気になり、心臓がバクバクしました。産後のメンタルが不安定な時期が重なったことも影響したかもしれません。
パートナーである夫に気軽に話しかけることができず、家でまったく気持ちが休まらない状態が続きました。
HSPを知ってからのパートナーとの関係
HSPを知って、私は自分を少しずつ理解できました。
不機嫌な夫の様子を気にしすぎてしまう自分を責めることが多かったですが、HSPという気質の影響が大きいことがわかり安心しました。
それからは、夫が怖いという気持ちを本人に少しずつ直接話してみたり、怖いと感じたときにその場から離れるなど、自分なりに対策を考えられるように。
そんな中、自分はHSPかもしれないということを夫に伝えるべきか、考える機会が増えました。
HSPをパートナーに打ち明けたときの様子
自分がHSPであることをパートナーに打ち明けるのは、とても勇気がいることだと思います。無理にする必要はないと個人的には考えています。
自分が話したいと思いタイミングなどが合ったときにできたらよいのかもしれません。
人生の長い時間を共に過ごす相手には、自分のことを知ってほしい。少しでも理解してくれたら嬉しい。私の場合は、そんな思いから伝えてみることにしました。
簡単にいうと次のように説明しました。
とても緊張しましたが、結果的に話してみてよかったです。
- HSPという比較的新しい心理学の概念があり、自分にとても当てはまる
- 疲れやすかったり人との関係に悩みやすい自分を理解するヒントがここにあると感じて情報を集めている
- 家であなたが怒っていることが多いととても怖く感じてしまい困っている
- 私の様子をみて疑問に思うことがあったらこの本を読んでほしい(『「繊細さん」の本』を本棚に置きました)
夫の反応は…
そんなものがあるんだ。たしかに当てはまりそうだね。人類ってまだまだ解明されていないことも多いと思うから、自分で気づいて調べていたなんてすごいね!いいと思う!
僕は思ったことをすぐ口にしてしまうから、これからは言いすぎないように気をつけるね。
少し上から目線のようなものを感じますが笑、夫はこのように受け入れてくれました。
それから何度かHSPについて話す機会があり、一緒にチェックリストを見てくれたことも。そのとき夫はやはりHSPではないという結果で、私との点数の違いに少し驚いた様子もありました。
HSPについて頻繁に話すことに私は抵抗があり、普段はあまり話題に出しませんが、思い切って一度話してみてよかったと感じています。
参考に本を見せる、一緒にチェックリストをするなどが、相手に伝わりやすいポイントだったかもしれません。
ただ、夫は話を聞いてはくれましたが、全て理解してもらうことは不可能です。
HSPのような特徴以外にも、別人格として独立した他者を完全に理解することは難しいですよね。
わかってほしい、理解してほしいと、相手に求めすぎないことがやはり重要かもしれません。
まずは自分が自分を理解して大切にすることが、パートナーや家族を大切にすることにもつながると感じています。
【まとめ】パートナーとの関係を前向きに試行錯誤しよう
以上、私がHSPをパートナーに打ち明けたときの体験をご紹介しました。
- 参考に本を見せる
- 一緒にチェックリストをやってみる
- 理解を求めすぎない
環境からの影響を受けやすい私に比べて、あまり影響を受けない夫の存在は、パートナーとして非常に心強いです。いつも本当に感謝しています。
HSP気質とパートナーシップについては、これからも悩むたびに試行錯誤して、より良い関係を築いていきたいと思います。
HSPとパートナーシップについてはこちらの書籍もおすすめ。HSP概念を提唱したアーロン博士による恋愛などパートナーシップについて取り上げる本で、私も大変参考になりました。
HSP関連書籍は、Kindle Unlimitedで電子書籍を読むこともおすすめです。毎月定額で200万冊以上が読み放題。無料体験できますので、ぜひお試しください。
>> Kindle Unlimitedの詳細を見る <<
最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。
◆筆者の詳しいプロフィール
◆お悩みサポートなど活動紹介
個別のご相談もお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
何か少しでもご参考になることがありましたら幸いです。