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HSPママの子育て

【HSP体験談】私が子育てで感じるHSPの特徴5つ

子育てHSP特徴 記事タイトル画像 HSPママの子育て
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きの
きの

こんにちは。きのです。

ご覧いただきありがとうございます。

HSP当事者として、体験談や学んだ知識を発信しています。

子育てについて、こんなお悩みはありませんか?

  • こんなに子育てがつらいのは自分だけ?
  • 子育てがつらいと感じていろいろ調べたらHSPかもしれない
  • 自分はHSPだと感じ子育てをするか迷っている など
読者さま
読者さま

子育てがこんなに大変だと思うのは自分だけかな?

私も悩みながら3人の子育てを経験してきて、ここ数年で自分はHSPの傾向があると知りました。

この記事では、HSPの私が自分の子育てで感じるHSPの特徴についてご紹介します。

本記事の内容
  • 子育ての中で「自分はHSPだなぁ」と感じる場面
  • HSPを知って子育てにおいて変化した心境 など

この記事を読むと、HSP当事者の子育て体験の一例がわかります。

私は、とても疲れやすい自分が子育てをしていることに、長い間自信がなく悩んでいました。

HSPの傾向があると気づいてからは、疲れやすい自分を少しずつ受け入れて、自分に合った対策をしていけるようになりました。

HSPについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。

きの
きの

HSPと子育ての一例としてヒントになりましたら嬉しいです。ぜひ最後までご覧ください。

私の子育てについて

私は、長女(2014年生まれ)、次女(2017年生まれ)、長男(2020年生まれ)、子どもが3人おります。

子育てというものは、親としてひとりの人間を育むという責任を感じます。楽しいことだけでなく、つらいこともたくさんありますよね。

毎日子どもと一緒に過ごして向き合って…。HSPのような気質の有無に関わらず、誰もが必死に大変な思いをして日々過ごしているものだと思います。

そのような中でHSPの観点からは、刺激過多になり疲れを感じやすいことや、一度に複数のことを行うマルチタスクの場面が起こりやすいことなどが、子育てに影響する主な特徴として挙げられます。

そういった理由で「自分は子育てに向いていない」と悩んでしまうHSPさんも多いようです。

HSPを提唱したアーロン博士の著書の中でも、刺激過多になる観点から「HSPはなるべく子どもを少なく…」という内容が書かれたものもあります。

私がHSPママであるにも関わらず3人の子育てをしている理由は、次のような影響が大きいです。

まずは、3人出産するまでHSPを知らなかったこと。

それから、自分の親に孫の顔を見せたい。可能であれば子どもにはきょうだいがいたほうがよい。そのような、昔からの固定観念のような考え方。

たしかに、大変なことや悩んでしまうこともたくさんあります。それでも今、目の前には子どもたちがいます。それはかけがえのない、とても尊いことです。

子育ては、母親である自分自身と向き合う機会もたくさんあると感じます。

これからも続いていく子どもたちとの生活。今このタイミングで、HSPを知ることができて本当によかったと感じています。

自分自身や子どもたちと深く向き合うきっかけになりました。

子育てで感じるHSPの特徴5つ

きの
きの

子育ての中で「自分はHSPだな」と感じる場面をいくつかご紹介します。

これまでの子育てを振り返り、つらかったことや大変だったことを具体的に思い出してみました。

すると、HSPの特徴が関係すると考えると納得できることがたくさんありました。

子どもの気持ちに反応しすぎる

HSPさんは共感性が高い方が多いといわれています。

例えば私の場合は、子どもが楽しそうにしたり喜んだりしていると、私も満たされたような気持ちになり心が安定します。

その一方で、子どもが泣いていると一緒に悲しむような、苛立ちをおぼえるような、かなりつらい気持ちになります。

特に、子どもがお友達と喧嘩をしたり泣いて帰ってきたりすると大変。その対応に本当にぐったりと疲れてしまいます。

子どもの「悲しい」「悔しい」などの感情がそのまま自分にも入り込んでくるような感覚がして、自分の心までぐらぐらと乱れてしまうのを感じます。

また、目の前で泣いている子にどんなふうに対応すればよいのか、どんな言葉をかけたらよいのか、たくさんの可能性を想定するように頭が働いて、思考がとても忙しい状態になってしまいます。

子どもたちのことを愛しているはずなのに、子どもの感情に振り回されるあまりに、泣いている子どもに対してイライラしてしまうときもよくありました。

そんな自分は愛情の足りない母親なのかもしれない。こんな状態で母親がつとまるのか。

長い間自分を責めて悩んでいましたが、HSPを知って腑に落ちるものがありました。

私がHSPだとするならば、子どもの気持ちに反応しすぎてしまうのは、ある程度は仕方のないことなんだとわかりました。

子どもの対応に気持ちがつらくなったら、ドアの向こうなど、安全な範囲で少しその場を離れて気分を落ち着かせるなど、少しずつ自分なりに対処法を実践できるようになってきました。

子どもとの境界線が曖昧になる

HSPさんは他人との境界線が曖昧になる傾向があるといわれます。それは、子育てにおいても顕著にあらわれやすいと感じています。

私の場合は、自分と子どもを重ねて見てしまう同一視のような状態になることが多く、特に気をつけています。

上記の、子どもの気持ちに反応しすぎてしまう状態も、境界線の曖昧さにも関係しそうですよね。

それから、子どもに対する他の人の言葉や態度が気になりすぎてしまうこともよくあります。

子どもから見て祖父母や、関わる大人の方からどんな言葉をかけられたり、どんな態度で話しかけられているかなど、我が子が体験していることをまるで自分がされているような、自分も体験しているように感じてしまうことが多いです。

また、私は親や先生から「内気な子」と心配されるタイプでした。

いつも何かに緊張しているような子ども時代を過ごしたことが、ネガティブな思い出として自分の中に色濃く残る感覚があります。

そのため、我が子も自分と同じような息苦しさやつらさを抱えて集団生活を過ごすのではないかという心配を強く感じていました。

しかし、この子はこの子、私ではない。私と我が子は別人格。まったく別のひとりの人間同士なんですよね。

我が子を自分と重ねて心配や干渉をしすぎてしまうと、子どもがその子らしい、自分らしい人生を送ることができないと、あるときふと気づく瞬間がありました。

子ども自身の可能性を潰してしまうことのないように自分に言い聞かせて、子どもとの境界線を意識して守るようにしています。

とにかく疲れやすい

HSPさんはより多くの情報を脳で処理するため、疲れやすい傾向があるといわれます。

私はとにかく疲れやすく、自分はなんて体力のない母親なのだろうと、HSPを知る前からずっと悩んでいました。

例えば普段の生活の中では、子どもたちが賑やかに遊ぶ声をずっと聞いていると、頭が痛くなってしまします。

公園やレジャースポットなど人の多い場所へ行くと、楽しいのにすぐ帰りたくなってしまい、帰宅後はぐったり。回復に時間がかかります。

園や学校などの行事に参加すると、子どもの成長が見られて楽しい一方で、他の保護者の方や先生方、人の目が気になったり、人の多さや行事特有の雰囲気にのまれてしまう感覚になります。

以上のような疲れやすさは、HSPを知ってから、自分の性格が母親に向いていないとかそういう理由ではなく、あくまで気質の影響で、自分はそんなタイプの人だというだけなのだと理解できました。

子育てに向いていないわけではなく、単に周囲の影響を受けやすいだけだったと気がついたんです。

そのことに気づいてからは、疲れを感じたときは「今日も頑張ったね」と自分をねぎらえるようになりました。

また、外出などの計画を考えるとき、特に自分ひとりで子どもたちを連れて外出する際などは、以前より頑張りすぎないようになりました。

子どもたちに楽しんでもらうのと同時に、自分の体力や疲労感を観察して、双方のバランスを考慮するように自然となりました。

人付き合いに苦手意識を感じる

対人関係に苦手意識のあるHSPさんも多いですよね。

私も小学生の頃から、女子特有のグループを組んでの友人関係に悩まされました。群れることが苦手な一方で、仲間外れになることが怖くて無理を重ねる日々。

大人になるとそのような悩みから解放される時期もありました。

しかし、子どもが生まれて子育て支援センターへ行ったり幼稚園へ入園するにつれて、女子の集団という感覚を思い出したんです。

ママ集団を目の当たりにする機会が増えましたが、複数の人のグループでの会話に入ることが、私はやっぱりどうしても苦手なのです。

相手にどう思われたか不安になってしまったり、うまく話せないことに負い目を感じてしまうことが続きました。

保護者の方や先生方など、たくさんの関係者の方と接する機会が、子どもの成長と共に増えていきます。

子どもの母親として、どのように地域の方と関わっていくのか。自分の中で現在も大きな課題のひとつです。

我が子と関わってくださる関係者の方には感謝の気持ちを忘れずに、はっきりと挨拶をするなど、まずは自分にできることから心掛けています。

子どもの年齢との関係

私の場合、子どもが0~2歳くらいのまだ会話が成り立たない年齢の頃は、あまりストレスなく子育てしていたように感じます。

子どもの言いたいことをなんとなく察することができていました。そのため苦にはならずに、むしろ楽しんで乳児期の子どもと過ごしていました。

今思えば、HSPの特徴が関係していたのかもしれません。

子どもが3歳以上、年齢が上がるにつれて難しいと感じる場面が増えていきました。

まず、子どもとの会話のやり取りが高度になります。

どんな言葉で話せばわかりやすく伝わるのか、それまで以上によく考えて話す必要が出てきました。子どもが泣いているときなどは、どんな対応をすればよいか頭がフル回転します。

それから、私の場合は自宅保育を経て、子どもの入園はちょうど3歳頃からでした。年齢が上がり集団生活が始まると、母親としていろいろな人と関わる機会が増えました。

そのことも、難しいと感じる場面が増えた要因のひとつです。

これから小学校、中学校と年齢が上がると思春期にも入ります。どんな子育てになっていくのか不安ではありますが、楽しみな気持ちもあります。

【まとめ】HSPを子育ての悩みのヒントに

チューリップ

以上、HSPの私が子育てで感じるHSPの特徴をご紹介しました。

子育てで感じるHSPの特徴
  • 子どもの気持ちに大きく反応してしまう
  • 子どもとの境界線が曖昧になる
  • とにかく疲れやすい
  • ママ友など人付き合いへの苦手意識を感じる
  • 子どもの年齢が上がるにつれて、会話や他の人との関わりなど難しいと感じることが増えた

自分の抱える子育ての悩みにHSPが関係するかもしれないと気づくと、それだけで少しほっとします。具体的な解決策も考えやすくなりました。

他の記事では、自分の子育てとの向き合い方や、おすすめ本などについてもご紹介しています。よろしければご覧ください。

こちらはおすすめの本の一例です。HSPの観点から子育てと向き合うにあたり大変参考になります。

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最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。

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きの
きの

最後までご覧いただきありがとうございました。

何か少しでもご参考になることがありましたら幸いです。

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