こんにちは。きのです。
ご覧いただきありがとうございます。
本記事は、HSPをさらに深く理解するために私が学んだ知識をご紹介する内容です。
こんなお悩みはありませんか?
- HSPを知っただけでは、なかなか悩みが解決しない。
- 生きづらいのはHSPだけが理由?
- 生きづらさの根本的な原因が知りたい。
HSPを知っただけじゃなんだかモヤモヤが残る…
HSPについての情報を知るだけでは、いまひとつ生きづらい気持ちが解消しない場合もあると思います。私もそんな体験があります。
この記事では、HSPの生きづらさをより深く理解するために、私が学んだ知識についてご紹介します。
- HSPを深く理解するために私が学んだ知識
- 関連記事や参考書籍とあわせた解説
この記事を読むと、HSPだからこそ抱えやすい生きづらさの原因について、いくつか可能性を知ることができます。
具体的には、思考のクセや愛着スタイルなど、HSPから一歩踏み込んだ、さらに深い部分や周辺領域の知識を学ぶことで、私は生きづらさの根本に気づくことができました。
わかりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
HSPを深く理解するために学んだこと6選
ブログの関連記事や参考書籍を交えながら、ひとつずつ解説します。
内向型
HSPについて学ぶのとあわせて、「内向型」という性格タイプについて知ることで、私は自己理解がさらに深まりました。
HSPは内向型と関連が深いといわれています。中には外向型の方も存在しますが、HSPの多くは内向型だそうです。
HSPの特徴と共通する部分もありますが、内向型の自分を理解しポジティブに捉え直したり、強みとして活かそうとすることで、生きやすくなりました。
「人見知りで陰キャな自分は社会に適応できないダメな人間」という自己イメージが、「こんな自分でもいいよね」と受容できるようになりました。
思考のクセ(認知のゆがみ)
HSPさんは、他の人や環境からの影響を受けやすいからこそ、「認知のゆがみ」といわれるような思考のクセ、思い込みを深く持ちやすいと考えられます。
例えば、物事を極端に考えてしまう「白黒思考」や、完璧主義になりすぎてしまう「べき思考」などです。
HSPを知っただけでは気持ちがラクにならない場合、自分の気持ちが苦しくなってしまうような思考のクセに悩まされている可能性があります。
不要な思い込みに縛られていないか、自分の思考を一度見直してみてください。
▼思考のクセについてHSPをふまえた解説が読める本
アダルトチルドレン
感じ取る力や影響の受けやすさがあるからこそ、子ども時代に子どもらしく振る舞えずに、「アダルトチルドレン」の特徴を持つ方が、HSPには多いと聞きます。
私の場合、親や先生の言うとおりにしていないと、クラスメイトと仲良くできるようにしておかないと、居場所がないと思い無理をして自分を適応させるような子ども時代を過ごしました。
他にも細かい複雑な要因が絡み合い、アダルトチルドレンに関係する悩みが自分の中に根深かったことに、あるとき気がついたんです。
その部分については、専門のセラピーを受けさせていただき、今ではかなり悩みが小さくなりました。ブログ内の記事でも詳しくご紹介しています。
愛着スタイル
「愛着スタイル」も、HSPの悩みとつながりがあるといわれています。
先ほどのアダルトチルドレンとも関係しますが、幼少期に親などまわりの大人と健康的な愛着関係が築けていないことにより、大人になってからも不安定な愛着スタイルを持ってしまうそうです。
その不安定さが、人間関係のあらゆる悩みの原因となります。
私も、「回避型」と呼ばれる不安定な愛着スタイルが長年クセになっていて、今もときどき人と接するのが苦しくなってしまいます。自分の愛着を理解することで、苦しさは少しずつ和らいできました。
職場の人間関係やパートナーシップなど、様々な対人場面において悩みが多い場合は、ご自身の愛着スタイルを一度見つめ直してみていただきたいです。
▼HSPを踏まえて愛着スタイルについて知れる本
発達性トラウマ
幼少期から様々なことを感じ取ってきたHSPさんは、親のような身近な人とわかり合えなかったり、安心感を感じにくい環境にあったりと、大変な状況の中生きてきた方が多いのではないでしょうか。
その場合、苦しい体験が身体の中にトラウマとして記憶されており、「発達性トラウマ」として、大人になってからも生きづらさの原因になっていることがあります。
発達性トラウマは「不適切養育」といわれるような養育により引き起こされます。これは、身体的虐待のような明らかに辛い状況以外にも、日常の何気ない配慮に欠ける言葉がけなど、些細なことも積み重なるほど不適切養育となります。
発達性トラウマを抱えるHSPさんは、思った以上に多いのではないかと感じています。少し辛いかもしれませんが、できる範囲でご自身の育った環境を振り返ってみると、生きづらさを紐解くひとつのきっかけになるかもしれません。
ポリヴェーガル理論
発達性トラウマと関連して、緊張しやすい、疲れやすい、抑うつ感などの生きづらさは、「ポリヴェーガル理論」という概念で紐解くことができます。
成長過程で育まれるはずの「自律神経」が、うまく発達していない可能性があるのです。
自律神経が未発達であると、安心感を感じながら生活したり、体調を整えることが難しくなったりします。
大人になってからも自律神経を育んだり整えることはできるため、ポリヴェーガル理論の観点で自分を理解すると、生きやすくなるHSPさんは多いのではないかと思います。
【まとめ】HSPを通じてより深く自分を理解しよう
以上、HSPをより深く理解するために学んだ知識をご紹介しました。
- 内向型
- 思考のクセ(認知のゆがみ)
- アダルトチルドレン
- 愛着スタイル
- 発達性トラウマ
- ポリヴェーガル理論
HSPについて知るだけでは悩みの解消までたどり着くのが難しいと感じる場合もあるかもしれません。そんなときに、本記事の内容が少しでもヒントになりましたら幸いです。
最後に、筆者のプロフィールと活動内容のご案内を掲載いたします。
▼詳しいプロフィール
▼提供コンテンツなど活動一覧
最後までご覧いただきありがとうございました。
何か少しでもご参考になりましたら幸いです。