こんにちは。きのです。
ご覧いただきありがとうございます。
HSP当事者として、体験談や学んだ知識を発信しています。
こんなお悩みはありませんか?
子育てが本当に大変。他のHSPさんはどんなふうに子育てしてるの?
子育ては多くのエネルギーを必要とする活動です。HSPのような気質の影響で、毎日の子育てに疲れ果ててしまう場合も大いにあると考えられます。
他のHSPパパママさんはどんな子育てをしているの? こんなに疲れるのは自分だけなのでは? そんな疑問を抱くときもありますよね。
HSPママ当事者である私は、2021年からHSPについて情報収集をしたり、SNSでHSPさんと交流させていただいています。
その中で特に子育ての場面において、よく話題に上がるHSPさんの特徴や悩みをピックアップして、HSPパパママあるあるとしてご紹介します。
- 当事者間で話題になりやすいHSPパパママさんの特徴や悩みの具体例
- 子どもの気持ちに影響を受けやすい、子どもの変化に気づきやすい など
この記事を読むと、すべてが全員の方に当てはまるものではありませんが、HSPパパママさんの悩みの傾向がわかります。ご自身の悩みと照らし合わせて、少しでもヒントになりましたら幸いです。
一般的なHSPあるあるについて読みたい場合は、こちらの記事をどうぞ。
HSPについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
また、本記事は、当ブログの以下の記事をより幅広くまとめ直したものです。以前は私個人の体験談をご紹介しましたが、それを踏まえて他のHSPさんとの交流の中で感じた事柄を今回取り上げています。
具体的にご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
HSPパパママあるある10選
それでは、ひとつずつご紹介していきます。
子どもの気持ちに影響を受けやすい
共感性の高い方が多いHSPさんは、子どもの気持ちの影響を受けやすい傾向にあるかもしれません。
私もそうですが、子どもが喜んでいたり楽しそうにしていると自分も幸せな気分になり、気持ちが安定します。
一方で、子どもが悲しんでいたり怒っていたり、泣いていたりすると、その影響を受けて自分の気持ちも乱れてしまいます。
子どもの泣いている様子にイライラしてしまったり、落ち込んでしまう場合が多いです。
子どもの気持ちが自分に入り込んでくるような感覚に気づいたときは、別の部屋に行くなどして一度冷静さを取り戻してから、子どもの気持ちを受け止めるような対応をしています。
子どもの変化に気づきやすい
些細な変化を敏感に感じ取る傾向があるHSPさん。子どもの表情や言動などの様子から、子どもから話を聞く前にその変化に気づくことが多い場合もあるかもしれません。
例えば私の場合は、子どもと話をする前にいつもより少し暗い表情をしていることに気がつき、「どうしたの?」「何か困ったことでもあった?」と必要に応じて声をかけるときがあります。
また、感情面以外にも、体調などの変化も感じやすいかもしれません。
「子どもの様子がなんとなくいつもと違う」と感じた後に発熱などの体調不良が起きたり、看病の際も体調の変化や子どもの要望を察しやすいなど、HSPの特徴が役立つ場面があると感じます。
心配性で考え込みやすい
子育ては子どもの成長や集団生活のことなど、何かと心配事がたくさんありますよね。
ひとつひとつの心配事に対して、HSPさんはひといちばい考え込みやすいかもしれません。
例えば、外出に際して万が一に備えた持ち物を準備したり、子どもが入園入学などはじめてのことに挑戦するときは、親としても非常に緊張します。
HSPさんは、ひとつの物事に対して様々な危険などの可能性を察する能力が高い方が多いようです。
心配しすぎて疲れてしまうことも多々ありますが、そのように慎重に物事を考えることによって、子どもを怪我などの危険から守ることができるという側面もあります。
感動しやすい
子育てにおいては、子どもの入学や卒業などのイベントや日々の成長など、感動する場面がたくさんありますよね。
HSPさんは、そういった機会にひといちばい感動しやすいかもしれません。
私も子どもの行事に出席する際や、日頃の子どもの様子にすぐ涙ぐんでしまいます。
子育てをしていると、良くも悪くも心を動かされることが多いですね。
いつも穏やかだねと言われやすい
HSPさんは、まわりの人の気持ちを考える傾向があるため、自分のネガティブな感情をあまり表に出さない方が多いかもしれません。
私も、子育てにおけるイライラや愚痴など、特に気をつけているわけではありませんが、他の人の前ではあまり表現していないことに気がつきました。
他の保護者の方から「いつも穏やかだね」「あまり怒らなそう」と言われることが多いです。
実際にはそんなことはないと自分では思います。子育てに疲れますし、子どもに怒ることもたくさんありますが、家族以外の人の前では無意識に平静を装ってしまうのかもしれません。
子どもとの会話に圧倒されやすい
子どもは自由に思いつくままに話をしてきます。
休日など一緒に過ごす時間が長いときは、「パパ見て!」「ママ見て!」と絶え間なく、脈絡もなく話しかけられることに参ってしまう方も多いかもしれません。
HSPさんの特徴を踏まえると、会話の内容を深く処理する傾向があるため、子どもの話をすべてじっくりと理解しようとすると疲れ切ってしまうのかもしれません。
他のお子さんが遊びに来たりきょうだいがいると、子ども同士の会話を聞いているだけで、情報量の多さに圧倒されることも大いに想像できます。
子どもに対して話を聴く姿勢を示しながらも、可能な範囲で耳栓やイヤホンを使用することも対策のひとつです。
子どもとの外出ですぐ疲れてしまう
様々な刺激に対して敏感に反応するため、疲れを感じやすい傾向にあるHSPさん。
外出の後は休む時間が必要だとよくいわれますが、子育てにおいても当てはまると感じます。
例えば私の場合、子どもと公園に行くだけで、人の多さや自分の子どもの様子を見ることなどに神経をつかい、疲れ果ててしまいます。
ショッピングモールやレジャー施設など、子ども向けとされる外出先はHSPさんにとっては刺激が多い場所かもしれません。
子どもと外出を楽しんだ後は、現実的にはなかなか難しいですが、できるだけゆっくり休む時間を確保したいですね。
ひとり時間が確保できない
HSPさんの子育ての悩みといえば、まずこのことを挙げる方も多い印象があります。
子育て中は、自分ひとりの時間が本当に確保しずらいです。
特に、子どもが保育園などに入園する前の時期で、子どもの主な養育者(自宅などで毎日お世話をする人)が自分である場合は、ひとりの時間がほとんどないと言っても過言ではないほどです。
まとまった睡眠時間も少なくなりがちですよね。
HSPさんはひとりの時間を過ごすことで疲れを回復できる方が多いため、ひとりになれないという悩みを抱える方は多い印象です。
保護者同士のお付き合いで悩みやすい
近所に住むお子さんと遊ぶようになったり、子どもが入園などして集団生活を始めると、他の保護者の方との関わりが必要になってきます。パパ友、ママ友などともいわれますね。
他の保護者の方に変に思われていないかなど、HSPさんは特にまわりの人の様子を敏感に察知し、気疲れしやすい傾向にあると思われます。
自分なりに気をつかったにも関わらずトラブルのようなものに巻き込まれたり、保護者同士の関係で悩みを抱えやすい方も多い印象です。
私もいちばん上の子が幼稚園に入園した頃はなんとかまわりに溶け込もうと頑張りましたが、うまくいきませんでした。今では挨拶はしますが、特に親しいママ友といえる方はいません。
子どもの成長が第一と割り切り、行事やPTA活動などに参加しています。
学校や園の行事がつらい
保護者同士のお付き合いにも関係してくることですが、学校や園の行事がつらいと感じる方も、HSPさんには多いかもしれません。
運動会などの行事や授業参観は、子どもの様子をみることができる嬉しい機会ではあります。
その一方で、他の保護者の方と会うことに緊張したり、人の多さや行事特有の空気感に影響を受けやすいですよね。
私もいつも本当にぐったりと疲れてしまい、こんな自分に親の資格はないのではと悩んだ時期もありました。
しかし、HSPを知って、疲れるのは自分の性格や考え方のせいではなく、そういう脳の特性であると理解しました。それからは、疲れやすい自分を責めたり悩む機会が減りました。
また、私は以前、小学校のPTA役員を経験しました。HSPの私でも、なんとか1年間の役員任期を乗り越えることができました。詳しくは以下の記事でご紹介しています。
【まとめ】HSPを参考に子育ての悩みを紐解こう
以上、HSPママ当事者の私が考えるHSPパパママあるあるをまとめてご紹介しました。
- 子どもの気持ちに影響を受けやすい
- 子どもの変化に気づきやすい
- 心配性で考え込みやすい
- 感動しやすい
- いつも穏やかだねと言われやすい
- 子どもとの会話に圧倒されやすい
- 子どもとの外出ですぐ疲れてしまう
- ひとり時間が確保できない
- 保護者同士の付き合いで悩みやすい
- 学校や園の行事が辛い
子育ての中で抱く悩みや違和感が、自分だけの感覚ではないとわかるだけで安心につながるときもありますよね。
HSPでも大丈夫。これからも一緒に子育てを頑張っていきましょう。
関連して、HSP主婦あるあるとして、パートナーと暮らす環境にあるHSPさんに当てはまるような特徴も記事にまとめています。
HSPと子育てについて当ブログでは、おすすめ書籍もご紹介しています。よろしければご覧ください。
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最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
何か少しでもご参考になることがありましたら幸いです。