こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。
お子さまの言葉の成長についてお悩みではありませんか?
- 1歳6か月児健診で言葉の遅れを指摘された
- 2歳前後だがあまり喋らない
- なかなか喋らない子に対してどう接すればよいかわからない
- 言葉が遅い子どもの具体的な様子が知りたい など
このまま様子をみていて大丈夫かな…
子どもの成長が比較的ゆっくりな場合、その子のペースを尊重したいですが、親としてはとても心配な気持ちもありますよね。私もそうです。
この記事では、言葉の発達がゆっくりな息子の成長の様子をご紹介します。息子は2020年5月生まれ。2歳になるまでを具体的に振り返ります。
保健師さんや発達相談員さん、専門家の方に教わった関わり方のポイントもお伝えします。
- 言葉が遅い息子の0~2歳の成長の具体例
- 言葉が遅い息子の1歳6か月児健診での様子
- 専門家の方に教わった言葉が遅い子と関わる際のポイント
この記事を読むと、1歳半健診で言葉の遅れを指摘された子の一例がわかります。
コロナ禍の感染対策は緩和されてきましたが、赤ちゃんや小さいお子さんを連れての外出が難しいときもありますよね。
普段ご家庭で過ごす我が子が他のお子さんと接したり、保護者の方が他のお子さんの様子を知る機会も、以前より少ない印象があります。
お子さまの成長にお悩みの際に、本記事の内容が一例として少しでもお役に立ちましたら嬉しいです。
息子の様子を具体的にご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
0歳の頃の様子
息子の場合は、出生時や生後1か月頃の健診では特に問題はなし。その後も、ごく平均的な成長をたどりました。
- 首すわり…生後3か月
- 寝返り…4か月
- ひとりすわり…5か月
- ハイハイ…6か月
- つかまり立ち…7か月
- つたい歩き…8か月
よく笑いよく泣き、体格も平均的で、離乳食もよく食べていました。
1歳の頃の様子
1歳4か月でひとり歩きする
8か月頃からつたい歩きをしていたため、1歳になる頃にはひとり歩きを始めると予想しました。
しかし、なかなか壁などから手を離さない息子。ハイハイとつたい歩きの時期がとても長かったです。
慎重派な性格なのだろうと考え気長に待ち、1歳4か月でひとり歩き。靴を履いて外を歩くようになったのは、1歳6か月頃でした。
歩くのは平均よりやや遅かったです。
1歳6か月児健診で言葉が遅いことを相談
対象となるお子さん全員が1歳6か月を迎えた時期、息子は1歳7か月の頃に、自治体で行われる集団健診の「1歳6か月児健診」を受けました。
この時点で、息子は意味のある言葉をまだひとつも話していない状態。
母子健康手帳や問診票にある「ママ、ブーブーなど意味のある言葉をいくつか話しますか?」という質問。「いいえ」と回答しました。
健診の中でも、自治体の職員さんが絵を見せて「ワンワンどれ?」など質問をしましたが、息子は反応しません。
健診で診察してくださった小児科の先生からは「個人差があるので2歳になっても全く話さない場合は病院に相談してください」と言われました。
健診の最後に、発達相談員さんとお話する時間を作っていただき、日頃の様子などを説明しました。
ママが「持ってきて」と言ったものを持ってきてくれますか?
「このゴミぽいして」と言ったら、ゴミ箱に入れてくれますか?
う~ん…
そういう呼びかけには答えたことがない気がします。
もしよろしければ、月に1回相談の場を設けているので、次回からいらっしゃいませんか?
相談員さんとお話した結果、「もしご心配でしたら、月に1度発達が気になるお子さんの遊び場が開かれているので、次回からいらっしゃいませんか?」とご紹介いただきました。
相談員さんがその場ですぐに申し込みをしてくださり、健診の次の月、1歳8か月から月に1回遊び場に参加。その後、約1年間毎月参加しました。
参加することで、他のお子さんと接する経験を積んだり、保健師さんや発達相談員さんに定期的に様子をみていただくことができました。
相談できる機会や場所があるのはとてもありがたく心強いです。1歳6か月健診で相談員さんとお話できて本当によかったと思います。
1歳後半から2歳になる頃の様子
1歳後半から2歳の誕生日にかけて、少しずつ言葉によるコミュニケーションができるようになっていきました。
- はじめてはっきり話す…1歳9か月「あれ~?」
- はじめて単語を言う…1歳10か月「ワンワン」
- 指差しで興味のあるものを知らせる
- 「バイバイ」と身振りをしながら言うと同じ身振りを返す
2歳0か月現在の様子
2歳0か月現在、パパママなど家族の名前はまだ言いません。
一方で、意味のある言葉や身振りを書き出したところ、細かいものを含めると20個ほどあることがわかりました。
- ワンワン
- カンカンカン(ふみきり)
- はーい(手を挙げる)
- バイバイ
- いないいないばあ
- じゃんけんぽん
- えいえいおー など
他にも、幼児向け番組の体操や歌を真似できるようになってきました。
言葉がゆっくりな子への接し方ポイント3つ
月に1度保健師さんや発達相談員さんなど専門家の方にご相談する中で、参考になったことをご紹介します。
保護者が自分を責める必要はない
息子の言葉が少し遅いと気づいてから、母親としての自分を責める気持ちがありました。
子育てに余裕がなくて、私がちゃんと相手してあげなかったから話すのが遅いのでは。もっと話しかけるべきだったかもしれない…
保健師さんや発達相談員さんにその気持ちを話すと、「個人差によるものだからまったく関係ないですよ!気にしなくて大丈夫!」と、やさしい言葉をかけてくれました。
専門家の方に大丈夫と言っていただいたことで、息子の成長とより前向きに向き合えるようになっていきました。
具体的な言葉を繰り返し話しかける
子どもと接する時間が長い主な養育者が、言葉の成長のためにできることを教えていただきました。
生活の中で子どもが何かに興味を示したときに、呼び方、色など具体的な言葉を返してあげることが重要だそうです。
例)「これはお花だよ。赤いね。きれいだね。」
「あれはバスだよ。大きいね。走ってるね。」
同じ言葉でも、何度も繰り返し聞くことに意味があるようです。
目にしたものと単語が子どもの中でつながったときにはじめて言葉として話すことができるといわれています。
また、子どもに物の名前や言葉を教えるときは「今あなたに伝えているよ」とわかるようにしてあげるとより伝わりやすいそうです。
目線を合わせて顔を見る、見られないときは肩や体をやさしくさわってあげる、などの工夫がポイントになります。
いろいろなことを一緒に体験する
子どもが興味を示したものの名前だけではなく、楽しいことや悲しいことなどいろいろな感情を子どもと一緒にたくさん体験することも、言葉の成長には大切だそうです。
「楽しいね!」など感じた気持ちを言葉にして聞かせてあげることが重要だと教わりました。
例)わぁ~!大きい公園だね!たくさん走れて楽しいね!
側にいる大人が子どもと同じことを体験して、リアクションを見せたり聞かせたりすることで、「こういうときはこう言えばいいんだ」と、子どもの中で状況や気持ちと言葉がつながっていくそうです。
【まとめ】専門家の力を借りて子どもの成長を見守ろう
以上、言葉の成長がゆっくりな息子の2歳までの成長の様子をご紹介しました。
2歳になると、早いお子さんは2語文を話すようになる時期です。
息子は他のきょうだいと比べても、言葉の成長が平均より半年ほど遅れているような印象が個人的にはあります。
- 「ワンワン」など簡単な単語
- 「バイバイ」など簡単な挨拶と身振り
- 日頃よく聴く子ども向けの歌を真似する
- 個人差があるため子どもの言葉の遅れを保護者が気にする必要はない
- 生活の中で触れるものや興味を示したものに対して、子どもに話しかけていることがわかる状態で、具体的な言葉で繰り返し教えてあげる
- いろいろなことを子どもと一緒に体験して、リアクションを見たり聞かせたりしてあげる
息子の場合は上記のようなポイントを意識して過ごしたところ、少しずつ言葉が増えています。
お子さんの成長のことで心配がある方は、健診や電話などで遠慮せずにお住まいの自治体に相談してみましょう。きっと役立つ対策や相談窓口などを教えてくれるはずです。
私も、今後も息子の成長を見守り、必要に応じて病院を受診したり適切な支援が受けられるように動いていきたいと考えています。
2歳~2歳6か月にかけての様子はこちらで解説しています。息子の場合は2歳4か月頃にたくさん話すようになりました。よろしければあわせてご覧ください。
息子の子育てにおいて役に立った絵本についても、ブログ内でご紹介しています。
最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。
◆筆者の詳しいプロフィール
◆お悩みサポートなど活動紹介
3児ママとして個別の子育て相談もお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
何か少しでもご参考になることがありましたら幸いです。