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HSPの当事者研究

HSPパートナーシップのコツ7つ【体験談】HSP女性×非HSP男性の一例

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きの
きの

こんにちは。きのです。

ご覧くださりありがとうございます。

HSP当事者として、体験談や学んだ知識を発信しています。

こんなお悩みをお持ちではありませんか?

  • 非HSPのパートナーとの関係に悩んでいる
  • 自分のHSP気質をパートナーに伝えるべきか悩んでいる
  • パートナーに自分のHSP気質をうまく理解してもらえない
  • HSPによるパートナーシップの体験談が知りたい など
読者さま
読者さま

HSPではないパートナーとの関係が安定しない…

夫婦や恋人など、パートナーとの関係は年齢性別、性格タイプなどに関わらず悩みがつきものですよね。

HSPさんの場合も、一般的な内容に合わせて特有の悩みが生じやすいかもしれません。

この記事では、HSP女性である私の、非HSPと思われる男性とのパートナーシップの体験談をご紹介します。

本記事の内容
  • HSP女性×非HSP男性パートナーシップの一例
  • パートナー関係のコツ
  • HSPのパートナーシップに関するおすすめ本

この記事を読むと、HSPの私が実践するパートナー関係を安定させるためのコツが一例としてわかります。

私は自分の気質を夫に理解してほしいと強く望む時期がありましたがうまくいかず、「自分の殻に閉じこもるな」と厳しい言葉をかけられたときもありました。

本記事でご紹介するコツを実践してから夫婦関係が改善し、夫から自然と「繊細さん」という言葉が出るときもあるほどに変化しました。

具体的には、パートナーを変えようとするなど相手に意識を向けずに自分自身にフォーカスすることや、家庭以外のサードプレイスを持つことなどを心掛けています。

HSPについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事からご覧ください。

また、本記事は当ブログで以前公開した「HSPをパートナーに伝えた体験談」の内容を踏まえ、パートナーとの関係により焦点を合わせたものです。

きの
きの

わかりやすくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

HSP×非HSPパートナーシップのコツ7つ

きの
きの

私が実践するパートナーシップのコツをひとつずつご紹介します。

パートナーを変えようとしない

パートナーに自分のことをもっと理解してほしい。自分の要求にこたえてほしい。そういう気持ちが強いあまりに、パートナーを変えよう、コントロールしようと意識が働いてしまうときもありますよね。

このコントロールには、意識的なものや無意識的なもの、様々なパターンがあると思います。

私も、「私自身やHSPのことをもっと夫に理解してほしい」と考える時期がありました。

一生懸命に気質のことを説明して、自分はこんなに悩んでいたのだという事実や、悩みを乗り越えようとする自分を認めてほしいような気持ちが、前面に出ていたと思います。

しかし、話したときはなんとなく安心した気持ちになっても、またすぐに不安になります。パートナーの態度から、自分のことをまだ理解していないのではないかと推測してしまうためです。

そこから私が得た気づきは、「パートナーに完全に自分のことを理解してもらうのは無理だ」ということです。

例えパートナーであっても、自分以外の人に自分のことを完全に理解してもらうのは不可能なのです。パートナーの態度に一喜一憂する時間がもったいなく感じました。

相手に理解を求めるのは難しいので、パートナーを変えるのではなく自分を変える必要があると気づきました。

パートナーに働きかけるよりも、自分の内面や捉え方を整えるほうが、結果的には夫婦関係の改善に効果的でした。

パートナーとの境界線を意識する

HSPさんにとって、他者との境界線の保ち方は課題になりやすいことのひとつ。

パートナーシップにおいても、相手との境界線の曖昧さが悩みにつながるときがあります。

大切なパートナーだからこそ、相手の感情を自分ごとのように感じたり、関係の悪化を恐れるあまり本音が伝えられなかったり…、様々な困り事に境界線の問題も関係すると考えられます。

しかし、パートナーの感情はパートナーのものであり、こちらがコントロールできるものではないのです。上記の「パートナーを変えようとしない」にも共通する部分があります。

パートナーシップの悩みと向き合う際には、相手の境界線に侵入していないか、または自分の境界線に相手が侵入していないか、よく考える必要があります。

自分と相手の境界線に違和感を感じる場合は、ひとりの独立した人格同士として、適切な距離を保てるように意識してみてください。

自分の感情は自分でケアする

自分の境界線をしっかり意識するとは、相手の感情に介入しすぎたり、自分の感情のケアを相手に求めないように気をつけるということです。

そのため、自分の感情は自分でケアすることが重要だと感じます。

不安やさみしさなどのいろんなネガティブ感情。それらをパートナーにケアしてもらおうと働きかけてしまうことは、安定したパートナーシップには経験上あまりおすすめではありません。

意識して相手に感情をぶつけてしまう場合や、無意識的に相手にケアを求めてしまう場合など、背景も様々なケースがあると思います。

良好なパートナーシップのためには、自分の感情は自分のものとして、自分でケアすることです。

自分と向き合うこと。自分の気持ちを掘り下げて考えたり、ノートに書く、誰かに話すのなら第三者や専門家を選ぶなど、適した方法を探し、ひとりの人間として自分自身で感情をケアすることが大切になってきます。

自分自身が楽しんで生きる

良好なパートナーシップには、まず自分がごきげんでいること、自分自身が楽しんで生きることが大切であると私は考えています。

特にHSPさんのような他者の気持ちに敏感なタイプの方は、自分よりもパートナーの気持ちを優先してしまいがちです。

かつての私も、パートナーの気持ちが安定することで自分も安心できると感じて、夫の機嫌を取るような接し方ばかりしていました。それがうまくいかずに空回りするときもしばしば。

パートナーの気持ちを優先したり気にしすぎて、自分がどんどん消耗していくのを感じました。

そこで気づいたのが、パートナーよりも自分の気持ちを優先してもいいのだということです。

自分の気持ちをいちばんに大切にして、自分自身が毎日を楽しんで生きることで、自然とパートナーとの関係も明るい雰囲気になり、安定していきました。

パートナーに自分のことをすべて話す必要はない

以前の私は、パートナーには自分のことをすべて話さなければいけない、できるだけきちんと理解してもらいたいという気持ちが強かったです。

そんな思い込みから、自分の状態や考えていることを理解してもらおうと努力したり、頑張っていろんなことを話したりしていました。しかし、思うように理解が進まないことも多かったです。

そんなときに知ったのが、パートナーにすべて話す必要はないという考え方です。

パートナー以外の友人、コミュニティ、カウンセラーなど、その時々の悩みや話したい内容に適した場や相手に話をして、自分の心を安定させることで、結果的にパートナーとの関係も良好になることが期待できるというものです。

この考え方を知ってから、パートナーに必要以上に自分のことを話さなくなりました。

私の場合、自分の内面や生き方など深い話は、SNSやブログなど自分の発信活動、セッション、オンラインコミュニティなど、それに適した場で表現するように。

自分の気持ちを自由に表現したり、じっくりと話を聴いていただき自分が満たされることによって、パートナーとの関係がより良いものに変化するのを実感するようになりました。

サードプレイスを持つ

モヤモヤした気持ちを自分で処理するのはある程度大切なことですが、ひとりで向き合うには限界もあると感じます。

上記の内容にも関係しますが、家庭や友人関係とはまた違った「サードプレイス」を持つことも、結果的に良好なパートナーシップにつながる場合もあると、私は考えています。

家族や友人など近しい関係の人には話しにくい内容も、時にはありますよね。

近頃はオープンチャットやオンラインコミュニティなど、必ずしもリアルな関係ではなくとも、様々なかたちでサードプレイスを持つことが可能です。

私も、オンラインコミュニティなどを利用した経験があります。弱音を吐いたり相談ができる安心安全なクローズの場があることで、自分の気持ちが安定する部分も大きいです。

身近な人には話しにくいことも相談してみたい、人とのつながりがほしいなどの場合は、自分に合いそうなコミュニティをのぞいてみることもひとつの方法かもしれません。

人間関係はヨコであると意識する

人間関係の捉え方には「タテ」「ヨコ」があります。タテは上下関係ヨコは対等な関係です。あなたは普段、どちらを意識していますか?

私は長い間すべての人間関係において、「タテ」を意識していました。上下関係で成り立つという思い込みを持っていたんですね。

それも仕方がありません。子どもの頃から、親子関係、先生との関係など、上下関係を基本とする習慣の中で生きてきたからです。

HSPさんのような影響を受けやすい方はなおさら、一般的に良しとされるような考え方に染まりやすい傾向があります。

相手を怒らせないように、機嫌を取るように下に入ったほうが安心する場面もありますよね。これもタテの関係。HSPさんのような方が舐められやすい原因になる場合もあります。

しかし、人間関係は本来ヨコ、どのような立場の方も対等であると考えたほうが健康的だといわれています。

例えば、アドラー心理学などでそのような考え方が採用されています。

以前の私はパートナーシップにおいても無意識に上下関係をもとに日々行動して、夫の機嫌を損ねないように従うような接し方をしていました。

その状況に苦しくなり、対等になろうと勇気を持って自分の意見を率直に伝えるようになってから、夫との関係が安定しました。本音を話すことで信頼が深まったような感覚があります。

パートナーとの関係は「ヨコ」であると、ぜひ意識していただきたいです。

HSPのパートナーシップにおすすめの本

きの
きの

HSPさんがパートナーシップについて考える際におすすめの本をご紹介します。

ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき

2020年出版。HSP概念の提唱者アーロン博士による、HSP気質と恋愛に特化した書籍です。

昨今のジェンダー問題についてのHSP気質を踏まえた考察や、HSPの生き方に影響を及ぼす愛着についてなど、パートナーシップをはじめとして、幅広い対人関係に役立つ知識が詰まっています。

ご自身のパートナーシップや人間関係のスタイルについて、振り返り捉え直す機会になるはず。HSPさんにはぜひ読んでいただきたい一冊です。

HSPのためのハッピーアドバイス

2023年出版。著者である精神科医の明橋大二先生は、上述のアーロン博士の書籍の翻訳者です。

先ほどの書籍は重要な知見が多く掲載されていますが、専門的で難しいと感じる場合もあるかもしれません。

そこでおすすめなのが、こちらの書籍。HSPの基本や愛着について、より日本人向けに最新の知識をわかりやすく解説してくださいます。

愛着スタイルについて詳しく書かれているため、HSPさんがパートナーシップについて考える際にも大変参考になると思います。

HSPやパートナーシップに関する書籍は、Kindle Unlimitedで電子書籍を読むこともおすすめです。毎月定額で200万冊以上が読み放題。無料体験できますので、お気軽にお試しください。

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【まとめ】自分自身と向き合うことがパートナーシップを好転させる場合がある

コーヒーとハートのチョコ

以上、HSPの私が実践するパートナーシップのコツをご紹介しました。

HSPのパートナーシップのコツ
  • パートナーを変えようとしない
  • パートナーとの境界線を意識する
  • 自分の感情は自分でケアする
  • 自分自身が楽しんで生きる
  • パートナーに自分のことをすべて話す必要はない
  • サードプレイスを持つ
  • 人間関係はヨコであると意識する

たったひとりの大切なパートナーとの関係だからこそ、悩みが大きくなる傾向があるかもしれません。

本記事でご紹介したコツはいずれも私自身の体験をもとにした内容ですが、ひとつのケースとして何かヒントになるきっかけになりましたらとても嬉しいです。

これからも自分自身を通して、パートナーシップと向き合っていきたいと考えています。

最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。

◆筆者の詳しいプロフィール

◆お悩みサポートなど活動紹介

個別のご相談もお受けしております。お気軽にお問い合わせください。

きの
きの

最後までご覧くださりありがとうございました。

何か少しでもご参考になりましたら幸いです。

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