こんんちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。
子育てについて、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
- 身近に頼れる人がいない状態で子育てしている
- パートナーが激務で頼れる状況ではない
- 相談したり愚痴をこぼせる相手がいない
- 知らない土地に住んでいて不安である など
毎日のワンオペ育児。頼れる人もいない。いつまでこんな生活が続くんだろう。
「孤育て」という言葉をご存知ですか? 何らかの事情で知らない土地に住み、気軽に頼れる人が身近にいない状況で子育てすることをいいます。
「ワンオペ育児」は子育てを父親や母親など養育者がひとりで、ワンオペレーションで行うことを表す言葉。孤育ては近くに頼れる人がいないため「ワンオペ育児」の生活が延々と続くような状況です。
孤立や孤独×子育て=孤育て
自分ひとりで子育てせざるを得ない中、毎日不安に過ごす場合もあると思います。私も「孤育て」のような状況を体験した3児ママです。
社会から孤立したように感じる環境での子育て。誰も自分の頑張りを評価してくれない。自分は何のために生きているのか。たくさん悩みました。
そんな私の体験から、「孤育て」をする保護者の方に寄り添いたい想いを記事にしました。
- 孤育ての主な原因
- 孤育てで辛いことや困ること
- 孤育ての解決策
- 私の孤育ての体験談
この記事を読むと、私が自分の孤育ての生活から感じたこと、乗り切るコツや考えられる解決策などが体験談としてわかります。
結論としては、体力や気力がつらいながらも、自分のできる範囲から社会との関りを持つことで孤独感が軽減されました。
具体的にご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
私が孤育ての状況になった理由
はじめに、私がなぜ孤育ての状況になったか簡単に説明します。
私は知り合いのいない土地で3人の子育てをしています。子どもの性別と年齢は、長女(2014年生)次女(2017)長男(2020)です。
私が孤育てといえる状況になったのは、主にこのような理由です。
所縁のない土地で頼れる親族がいなかったことが影響しています。
また、相談したいと思っても窓口を調べて電話することや外出するまでの気力がなかったことも大きく関係してます。
私は当ブログを開設したきっかけである「HSP」の傾向が強いです。人の些細な言葉や様子が気になったり、ひといちばい疲れを感じやすい特徴を自認しています。
HSPについてはこちらの記事で詳しく解説しています。関心のある方はご参照ください。
気をつかって誰かに頼るなら自分で頑張ったほうが気持ちがラクと考えてしまいました。自分から孤育ての状況を招いてしまった、選んでしまっていたのです。
私のワンオペ育児タイムスケジュールも他の記事でご紹介しています。よろしければご覧ください。
孤育ての原因として考えられること
私のケースも踏まえて、孤育ての原因には主にこのようなことが考えられます。
このような主に考えられる原因の他にも、コロナ禍によって孤育てが加速したともいわれています。
気軽に出かけることができたような子育て支援センターのような場所も一時休館したり、予約制になるなど利用するハードルが少し高くなる時期がありました。
私は長男を最初の緊急事態宣言中だった2020年5月に出産。妊娠中から産後しばらくの間、未知の感染症に怯えて気軽に外へ出ることができませんでした。
孤育てのつらいことや困ること
孤育ての状況にあるとこのような辛さや困りごとがあります。
私にはHSPの特徴があり、子育て中人と会わないことでほっとするような気持ちも確かにありました。
しかし、人と会わない時間が長すぎることでさらに気分が落ち込んでいくのも実感しました。
自由な時間がない
特に未就園の年齢が低い子どもを自宅で1日みていると、自由な時間が本当にありません。
子どもと会話のやり取りがまだできず、目が離せない年齢の頃は神経が休まらずかなり大変。ひと息つけるのは、子どもが寝ている間だけになってしまいます。
そのため、自分の睡眠時間を削って自由時間を確保するような状態に。
私は子育て中心の生活が続いたことで、自分自身はいったい何が好きだったのかわからなくなった時期もありました。
大人と会話する機会がない
普段子どもと2人きり、あるいはきょうだいがいても子どもとしか接しない生活を送っていると、当然ながら大人と話す機会がまったくありません。
唯一生活を共にする大人であるパートナーに、子どもの様子や相談を話したいと思っても、疲れて帰ってきて会話どころではない、休日も休んでいてあまり話せないということも多々ありました。
話すことで子育ての悩みなど、自分の気持ちが整理されることもありますよね。
自分の話したいことを対等にフラットに聞いてくれる、会話をしてくれる存在の重要性を実感しました。
急用や自分の体調不良時に預け先がない
急な予定が入ったり、子どもの体調不良はまだなんとかなっても自分が体調不良のときに、誰にも気軽に子どもの世話をお願いできないのは本当に大変です。
私も子どもの風邪などがうつってしまい寝込みそうになりながら、子どもの看病や既に回復して元気になった子どもの世話をしたことが何度もあります。
そのときが過ぎれば「なんとかなってよかった」で終わるのですが、渦中にいるときはかなり辛かったです。
何か予定があるときに、子どもの預け先などの調整が難しいことも多々あります。
孤育ての解決策
孤育ての辛さから抜け出すために考えられる解決策をいくつかご紹介します。
とにかく家の外に出てみる
子どもと家の中にいても子育てに疲れたり落ち込んだ気持ちはなかなか変わりません。
感染症が心配になるときもありますが、できる限り感染対策をして外に出てみることをおすすめします。
外に出るといっても、人の多い場所に無理に行く必要はありません。
家のまわりを散歩して外の空気を吸う、人と距離が取れる公園に行ってみるなど、それだけで気分が改善されることもあります。
もしかしたら同じくらいの年齢のお子さんと会って、親御さんとお話したり情報交換できるなんてこともあるかもしれません。
SNSを利用する
公園など遊びに行った先で人と話すことに抵抗がある。または、なかなか話せそうな人に出会えない。
そのような場合は、SNSなどインターネット上のサービスを利用してみることもひとつの方法です。
もしかしたら自分と同じような気持ちでいる、同じような情報を探している方とつながりを持てるかもしれません。
例えば私の場合は、他のママさんや人と話すことが少し苦手です。X(旧Twitter)で「#コミュ障ママのつぶやき」のポストをよく拝見していました。
自分と同じようにママさん同士の付き合いに悩む方の投稿に共感したり、自分がハッシュタグをつけてポストしてみたこともあります。
悩むのは自分ひとではないと知ることで安心したり、困りごとへの対処法を知るきっかけになる場合もあります。
自治体の相談窓口を利用する
保護者ひとりが孤立した状況で追い込まれると、児童虐待のリスクが高まるなどの危険性があります。そのため「このままでは危ない」と自分で気づくことも非常に重要です。
そう感じた場合は、迷わず自治体の相談窓口に電話しましょう。
電話するにも気力が必要な場合もあります。しかし、何もしないで追い込まれていくよりはSOSを出すほうが自分にも子どもにもプラスの作用があると思います。
どこに連絡すればよいか迷う際は、役所などの代表番号にかければ案内してくれるはずです。
とりあえず話を聞いてほしければ電話相談もおすすめ。他に人がいる状況でも大丈夫であれば、子育て支援センターのような場所へ行って相談してみるのもひとつの方法です。
私の場合は自治体で定期的に行われている、保健師さんや助産師さんと1対1で話せる育児相談をよく利用しました。
もし可能であれば、一時保育などを利用して休息するのもよいですね。
お住いの地域によって様々な事業があります。自分に合いそうなものをぜひ探して利用してみてください。
【まとめ】ほどよく社会と関わりながら子育てしよう
以上、私の実体験を踏まえて「孤育て」についてご紹介しました。
- 転勤等の事情やパートナーや親族の多忙、またはコロナ禍など様々な原因がある
- 自由時間や大人と話す機会がないこと、急用や自分の体調不良時に頼る人がいないなどの問題がある
- とにかく外へ出る、SNSや相談窓口の利用など自分のできる範囲から誰かと関わる
コロナ禍などの影響もあり、昨今は小さいお子さまを育てる保護者の方が孤立しやすい世の中かもしれません。
人に頼るのは悪いことではありません。自分や我が子のことを考えるとむしろ必要なことです。追い込まれる前に自分から外に出たりSOSを発することが重要です。
行政サービスなどを利用して社会との関わりを持ちながら、無理のないペースで子育てしていきたいですね。一緒に乗り越えましょう。
最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。
◆筆者の詳しいプロフィール
◆お悩みサポートなど活動紹介
3児ママとして個別の子育て相談もお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
何か少しでもご参考になることがありましたら幸いです。