こんにちは。きのです。
ご覧いただきありがとうございます。
こんなお悩みはありませんか?
- 自分に自信が持てない
- 自分を否定したり責めたりしてしまう
- 自己肯定感の保ち方がわからない など
自分を大切にするって具体的にどうしたらいいの?
自分を大切にする、自分を愛するという言葉を聞いてなんとなく頭では理解できても、それを腑に落としたり実行するのは難しく感じますよね。
そこでご紹介するのが、「セルフラブ」というキーワードです。あなたはこの言葉をご存知ですか?
この記事では、セルフラブとは何か、簡単な解説や私の見解をまとめてご紹介します。
- セルフラブの簡単な解説
- セルフラブの育み方
- おすすめ本 など
この記事を読むと、セルフラブという考え方を通じて、自分を大切にする方法を理解しやすくなります。
私はこれまで生きづらさを解消するために様々な知識を集めましたが、結局はすべてセルフラブにつながるのではないかと感じています。
わかりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
セルフラブとは?
セルフラブの簡単な説明です。
セルフラブとは文字どおり、「自分を愛すること」。2020年頃から、欧米諸国を中心に広まってきた考え方です。
セルフラブとは、その名の通り「自分自身を愛すること」を意味します。
難しい言葉でいえば「自己肯定感を高めること」とも表現できますが、自分を否定することなく、ありのままを受け入れることがセルフラブの本質といえるでしょう。
セルフラブの意味とは?やり方・自己肯定感との違いを解説|Humming(ハミング)
自己肯定感、自尊心など様々な用語が定義される「自分を大切にすること」ですが、この「セルフラブ」というシンプルな表現でいえばより理解されやすいのではないかと感じます。
日本にもともとあった概念でいうと、自己受容という言葉の意味に近いのかもしれません。
セルフラブの精神で自分を愛するということは、自分本位になるのとは違います。自分も他者も尊重するという考え方です。
その意味では、「自分軸を持つこと」とも通ずる部分があるかもしれません。
私たちはもっと自分を愛してよいのです。
なぜセルフラブが必要か?
セルフラブの必要性について個人的見解を交えて述べます。
個人を尊重する時代が訪れた
やや規模の大きな話になってしまいますが、これまで人類は戦争など争いの時代を生き抜いてきました。
そこには個々人を尊重するという感覚はあまりなかったかもしれません。
現在社会は、日本国内においても海外でも、様々なテクノロジーが発達しました。
例えば、インターネットの発達により、それ以前では考えられないくらい簡単に、多くの情報や人物にアクセスできます。
残念ながら現時点で世界共通ではない部分もあるかもしれませんが、人や国が争い、物質的なものに価値を見出す時代から、人それぞれの精神性、多様性を認め合う時代へ変化する転換期にあると感じます。
そのことを「土の時代から風の時代へ」と表現する分野もありますね。
個人を尊重する時代が訪れている今、ひとりひとりがセルフラブの精神を持つことが重要になると私は感じています。
人に言われたからとか、世間の常識だからという部分にとらわれず、自分自身は何を考え感じているのかに重きが置かれる時代に変化している流れを体感します。
セルフラブと日本人
セルフラブと日本人について個人的な見解をまとめてみます。
セルフラブを育みにくい日本の社会構造
従来の日本の社会構造では、とにかくセルフラブが育みにくいと感じています。
自分よりも他者の気持ちを重んじる傾向にあるからです。
それは誰のせいでもありません。戦争や高度経済成長期、あるいはもっと以前にさかのぼる時代背景の影響が大きく残っているのだと思います。
人々が一丸となり働き生き抜いてきてくれたからこそ、現在の日本の姿があります。
また、日本は災害の多さから、集団で生き残るために、仲間外れにされないよう人の目を気にするという意識が色濃くあるという意見もあります。
日本では子どもの頃から、「人に迷惑をかけてはいけない」「人の気持ちをよく考えなさい」と教育されます。
しかし、「自分を大切にしなさい」とはあまり言われません。
本来、たった一人の私はかけがえのない存在。しかし、自分自身を大切にする方法を何も教わらずに大人になっている場合がほとんどだと思います。私もです。
あらゆるメンタル不調や精神疾患が蔓延する日本社会ですが、自分を愛することが重要視されていない現状がその要因のひとつであると私は感じています。
これからの日本にはセルフラブが必要
先が見えないような、暗い空気感を感じる日本の現代社会。未来のことを考えると気が滅入るかもしれません。
そんな現状だからこそ、自分を愛するというセルフラブの精神が、これからの日本には必要なのではないかと感じています。
未来はどうなるのか誰にもわからないけれど、ひとりひとりが他者の気持ちを推し量るように、自分自身を大切にすること。それぞれが自分を理解し、その個性を尊重される社会になること。
少なくとも私自身の子どもたちには、人の気持ちを考えることはとても大切であると同時に、自分の気持ちも考えて、自分を理解して生き生きとその個性を発揮してほしいと私は伝えたいです。
私自身がセルフラブの精神を育んで、それを我が子にも伝えられるようになりたいと個人的には考えています。
セルフラブの育み方
セルフラブを育む方法は数多くありますが、私個人が行っていることをご紹介します。
自分の体に触れる
自分の体に触れるという方法もおすすめです。具体例を挙げます。
「今日も頑張ったね」など自分を労わる言葉をかけるときや、何か落ち込むことがあったときなど、体に触れながら自分に語りかけるとより気持ちが落ち着き、セルフラブが育まれやすいと思います。
自分はそのままで価値がある存在と認める
人は本来、誰もがそのままで価値があります。ひとりひとりが唯一無二の存在であるからです。しかし、そのままで価値があるとは思えない場合も多いのが現状です。
例えば日本では、学校教育の時点から評価を受け点数をつけられます。その点数に基づいて親や先生のような身近な大人から働きかけられ、成績やスポーツなど何か秀でた要素を持つ子が有利になりやすいスクールカーストも存在します。
大人になってからも、仕事や家庭など、世間体を気にしたり、自分の内側ではなく外側にあるものによる評価を自己肯定感と結びつけやすい傾向があると思います。
そのような価値観が依然と色濃く残る社会ではありますが、まず人はそのまま存在するだけで価値があるということを腑に落としていたいと個人的には考えています。
ジャーナリングをする
セルフラブを育むには、自己対話することも重要です。
自分と対話することによって自分を癒したり、自分が何を考えているのか、どんな人間なのか、自己理解を深めることができます。
その方法のひとつとしておすすめしたいのが、ジャーナリングです。
ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれ、一定時間手を止めず紙に自由に思考を書くことをいいます。
誤字脱字や内容のつながりを気にせずに文章を書くことで、思考がスッキリしたり、自分の気持ちが明確になるなどの効果が期待できます。
私はジャーナリングを習慣化して、1年以上経ちました。(2023年7月時点)
自分と向き合うために、ジャーナリングは私にとってなくてはならない習慣になっています。詳しくはこちらの記事をご参照ください。
セルフラブのおすすめ本
セルフラブのおすすめ本をご紹介します。
セルフラブというキーワードをメインに出版されている本は、まだ少ない印象です。書籍を探す際に最初に目にする場合も多いと思われる、おすすめ本はこちらです。
セルフラブと似たような用語として、「セルフコンパッション」というキーワードで調べると、よりたくさんの書籍に出会えると思います。
本を読む際には、電子書籍もおすすめです。例えば、Kindle Unlimitedは毎月定額で200万冊以上が読み放題。無料体験できますので、ぜひお試しください。
【まとめ】セルフラブの精神でもっと幸せに生きる
以上、セルフラブについてご紹介しました。
- セルフラブとは、自分を愛する精神
- 自分本位にならず、自分も他者も尊重すること
- 個人を尊重する時代になる今、セルフラブが必要
- セルフラブを育みにくい日本社会だからこそ、これからの日本にもセルフラブが必要
- 自分の体に触れる、自分の価値を認める、ジャーナリングなどで自己対話するなど様々な方法でセルフラブを育むことができる
私の個人的見解を中心に、セルフラブについてご紹介させていただきました。
まだ日本ではあまり定着していない概念であり、その見解は様々であると感じます。一個人の意見として、少しでもご参考になりましたら幸いです。
セルフラブを実践する人が増えて、精神的により豊かに生き生きと過ごせる時代になることを願い、私自身もセルフラブを育んでいきたいです。
最後に、筆者のプロフィールと、活動紹介ページのブログ内リンクを掲載いたします。
◆筆者の詳しいプロフィール
◆提供コンテンツなど活動一覧
最後までご覧いただきありがとうございました。
何か少しでもご参考になりましたら幸いです。